ブックタイトル下関北ロータリークラブ 会報 No.50 2014

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概要

下関北ロータリークラブ | 人道的奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的基準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した団体です。

Shimonoseki-North R.C.9委員長    福本 美洋委員長    木内 貴志 社会奉仕委員会として今年度の活動計画は、「社会奉仕委員会全体で、社会奉仕活動を考え取り組む、馬関まつりチャリティーバザー等の参加を軸にメンバーの親睦を図る」というテーマでやってきました。 8月23 日の馬関祭り準備家族会には多くの奥様方に参加を頂き、商品の値付けが出来ました。24 日のチャリティーバザー本番では、途中から生憎の雨模様にも関わらず多くの会員の皆様、奥様にご協力を頂き成功裏に終えることができました。雨の影響もあり、バザー自体の売り上げは昨年程ではありませんでしたが、皆様の善意で収益は昨年を少し上回る結果となりました。毎年の恒例でもあるこの馬関祭りチャリティーバザーは会員相互の親睦を図り、社会貢献も出来るという意味に於いて素晴らしい活動だという事を改めて感じました。準備段階のテント張り及び販売、そして片付けと皆が一致協力するこの活動は社会奉仕委員会の中心的なものです。来年度も更なる社会奉仕活動、親睦が図れるよう頑張っていきたいと思います。この一年大変皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。 新米ロータリアンの私が下関北RCの職業奉仕委員長を仰せつかって早1年になります。 昨年7月からロータリアンにとっての職業奉仕とはなにか?この問題をずっと考えてまいりました。東RCの会員の方が永年続けておられる中学生への職場体験を見学、我クラブの会員の新築デイケアハウスでの見学と職場例会、そして伊勢神宮での職場例会などを実施してきました。また2月にはRC情報委員会奥委員長主催の炉辺会合では、職業奉仕を議題にして討論会をしていただきました。(この炉辺会合は奥委員長の司会のもと、新入会員の勉強を目的としての職業奉仕について活発な討論が出来とてもよかったと思います。) 職業奉仕とはどう理解したらよいのか?そして具体的にはどういうことをしたらよいのか? RCの綱領には、職業を通して社会に奉仕することとあります。利益を追求する職業と社会の人々に利を与える奉仕活動とをどのように一致させるのか?この一見相反する言葉を一つにして職業奉仕と表現しているので、多くのロータリアンにとても分かりにくいものと受け止められてきました。実際私も入会して2年この疑問を持ち続けてきました。 そんなときに職業奉仕委員長という大役を仰せつかったのです。いろいろな文献や資料、に目を通し、またパストガバナーの大先輩に質問をさせていただいたこともありました。その中でいろいろな考え方や意見を勉強いたしました。 RCは100年前の古い考えだそれから時代は変化している、アメリカで誕生したのでキリスト教の考えが根底にある、などなど非常に多くの考えや理論があります。もともと英語のRC綱領が日本語に翻訳されたので、翻訳のニュアンスの違いもあります。 Vocation Service が職業奉仕の言語です。この言葉からは、職業(西洋では天職としての職業という考え)とサービス(日本のRC綱領ではこのサービスという言葉を奉仕としていますがむしろ義務ととらえる考えもあります。) また職業奉仕の勉強をしているとぶつかる問題に、RCはアイサーブであってウイサーブではないという問題があります。しかし現在のRIの活動はウイサーブが強くなってきているというのが現実です。 職業奉仕については、さまざまな考え方、意見があります。それゆえ私もかえって分からなくなり迷いました。 でも良く考えてみれば、ロータリー活動は学問でもなんでもありません。理論を極める必要はないのです。大事なのは自分自身のレベルをあげ、そのことで自分の職業、会社のレベルを上げ、そのことで自分の会社の社員を幸福にし、そして周りの社会にそれを還元して世界の平和と幸福に寄与する。そのような実践、それが職業奉仕ではないでしょうか? このように自分自身がいろいろ勉強をして、いろいろな考えを知ることが、結果ロー社会奉仕委員会職業奉仕委員会