ブックタイトル下関北ロータリークラブ 会報 No.50 2014

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概要

下関北ロータリークラブ | 人道的奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的基準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した団体です。

Shimonoseki-North R.C.4  幹事として、この一年を振り返って幹事 小笠原貞善 その日は突然にやって来ました。ノースカロライナの大学へ、留学している娘たち一家に会いに行くため私の心はすでにアメリカに飛んでいる時でした。その渡米準備をしているさなか、代山会長エレクトから「小笠原さん、チョッと話がしたいけど今からお邪魔していいかね?」との、電話があり、ひょっとしたら幹事の指名かな?と思いつつも代山さんの来るのを待ちました。代山さんから早速、話があり、やはりそれは、幹事の指名の話でした。どう返事をしたらいいものかと思いつつも、代山さんからこの話を断れば、もう私には後はないなと思い、「私でよければ、お手伝いさせていただきます。」と、返事をいたしました。それから本番までの一年半の準備期間、ロータリークラブというものに在籍しているだけで何の勉強もせず、ただ毎回例会に出席しているだけの怠け者の私には、ロータリークラブというものを色々と知る良い期間になりました。「来週の何日、何時から、どこそこで、次期会長幹事会があるので出席お願いします。」その次「地区大会の準備委員会が開かれるので、出席をお願いします。」次は「何々の委員会があるので出席お願いします。」あまりこう書けば、次に幹事をやる人に不安を抱かせるのでもうやめますが、結構色々とありました。私の様に皮膚科医院の事務長という立場では、“井の中の蛙”。北ロータリーの方以外にはあまりお付き合いのない私ですが、そういう会合に出席するたびに新しい方々との出会いがあり、また色々な経験をさせていただきました。 本番は今からです。毎回の例会の進め方、誰に、壇上で話をしてもらい、それは何分以内でお願いします、今日のお客様は誰、挨拶、そして卓話の進め方等々のお願いをしたり、今日はあまり予定がないのでゆっくりと進行をとか、今日は色々予定が詰まっているので、早めの進行をとか、毎回が初めてのような例会の進め方でした。言わなければいけないことを忘れたり、話の違うことを言ってしまったり、頓珍漢なことばかりの連続でした。いつも代山会長はそばで、さぞかし冷や冷やの連続だったのではないかと、申し訳なく思っております。でも私は幸せでした。そんなとき何時もそばで「また、小笠原が変なことを言って」、「また、失敗をやってしまって」と思いつつも、嫌な顔一つせず、横目でニコッと私を見ていた代山会長でした。本当にありがたく思っております。最初に書きましたが、代山さんからの、幹事をやって貰えないかとのお願いを断っていたら、こんな私を誰も他に指名してくれる人はいなかったでしょう。こんなに色々なことを経験させていただき、本当にありがたく思っております。幹事を終わり普通の怠け者のロータリアンにもどる小笠原より